福祉の仕事

福祉の仕事といえば、どのような仕事のことをいうのでしょうか。福祉の仕事は多種多様に及んでいるのが特徴で、まず初めに、福祉の仕事にはどんな種類のものがあるのか、いくつか見てみたい。
福祉関係の職の典型的なものが、介護福祉士及び社会福祉士です。介護職、福祉職の定番という印象のある、ある意味典型的な職業かもしれません。心や体に障害があるため生活に問題を抱えているという人に対して、専門家の知識に基づいて適切な助言や行動をするという仕事に就いています。

市町村役場や福祉事務所に在籍して児童指導員や生活相談員などの職種で仕事をしています。介護福祉士も、今後ますます必要とされる職業であるといえます。老人の数がどんどん増えていくこれからの日本で、快適な介護サービスを助ける立場にある仕事です。介護福祉士の主な仕事は家事援助や身辺介助ですが、単なる介護に関わるだけでなく福祉全般に関わる仕事をする場合もあるようです。

介護や福祉を必要としている要介護者や障害者を助ける仕事としては精神保健福祉士もあります。生活の上で必要な援助などについて面談を行ったり、訪問して様子を見たりする仕事です。ボランティアの方々が行っているものとしては知的障害者相談員という福祉の職業があり、これを仕事としている方もいます。知的障害者、知的障害児は、日本には45万人以上もの人数がいるという統計が出ています。知的障害児やその家族、企業など受け入れ体制側を助けるために知的障害者相談員がいます。